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3月4日は「さんしんの日」【★1】。ただの語呂合わせですが、その盛り上がり様を初めて見たときは、本当にびっくりしました。
まず、この日が近づいてくると、ラジオ(特に当日のイベントを主催するRBC【★2】)などで「さんしんの日まであと○日!」といった話題が多くなり、街の三線屋さんが各々「さんしんの日セール」を始めます。
3月4日当日は、イベントの様子がラジオ中継され、正午から20時まで、1時間毎の時報と同時にみんなで「かぎやで風」【★3】を演奏します。
イベント会場に行っている人は会場で、家にいる人は家でラジオを聴きながら、さらには県外や海外の、三線を趣味にしている人たちが文字通り「同時にみんなで」演奏してしまうのです。
この「さんしんの日」のイベント、ここ数年は、読谷村文化センター【★4】で開催されています。
新しいきれいなホールで、役場や村議会と同じ敷地にあります。ここに来るとまず、役場前にある紅イモ(読谷村の特産品)のオブジェが目に入ります。かなりのインパクト。
基本的には地元のミュージシャン(民謡が中心ですが民謡に限らず)が次々と出演するコンサート。有名な方も多く出演するにも関わらず無料なので、毎年とても混雑し、立見が出ています。更に今年は土曜日に重なったため、入場整理券がなくて入れなかった人もいたようです。
ちなみに、平日に行われた昨年、一昨年は整理券がなくても入れたのですが、やはり早い時間から満員。学校を休んで来る子供や、ラジオを聴いていて、いてもたってもいられなくなったのか、会社を抜けて来た人もいました。このあたりがやはり「オキナワ」らしいですね。
まずはメインイベント(?)「かぎやで風」斉唱です。会場で三線を持っている人たち(そしてラジオの前の人たち)は、Cの音に合わせて調弦(音あわせ)。
舞台で民謡関係の団体の方々が演奏する後ろに、巨大な「かぎやで風」の工工四(楽譜)【★5】が現れ、みんなで三線を弾き、唄います。
17:00、18:00の斉唱ではかわいい子供たちが踊りを見せてくれました。
今年は、私の師匠である「大工哲弘」先生(奥様と一緒に)と、サークルの仲間である「モハメド」【★6】も出演しました。大工先生は、国際交流の意味を込め、モハメドの国、チュニジアで作られた、エイの皮をつかった三線を演奏しました。一方、民族衣装で登場し「とぅばらーま」を熱唱したモハメドには、指笛が沢山飛んでました。
コンサートの合間には県内、外や、海外からの映像や音声の中継が流れます。「○○県の沖縄民謡愛好会のみなさまと電話がつながってます。」という感じで、三線を演奏している音をバックに、代表者の人がインタビューに応える、といったものです。毎回ながら、海を越えた遠いところで三線や沖縄民謡を勉強している人たちの多さに、感心してしまいます。
そんなこんなで、私は16:45から客席にいたのですが、飽きることもなく、時間はどんどん流れます。17:00、18:00、19:00、20:00の4回の斉唱が終わり、放送が終了する21:00になっても、相変わらず、立見の人まで残っています。これは、イベントの最後に「抽選会」が行われるためと思われます。
「抽選会」では、入場整理券にプリントされた番号で、三線その他の商品が当たるので、みんな楽しみにしています。残念ながら私はハズレ。一緒に行った人たちもダメでした。
会場を出たのは21:30頃、すっかり長居したため、とてもお腹が空いています。せっかく読谷に来たので、海産物がおいしいというお店【★7】を教えてもらい、量の多い定食をペロリと食べて帰ってきました。
帰りの車の中ではいつもながら(?)、「みんな(沖縄県外や海外の人たち)すごいよねぇ。(沖縄に住んでいる)自分たちも、がんばらないと」といった会話になってしまいます・・。
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