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島唄サークルでいつもお世話になっている多良間出身のママが里帰りするというので、連れていってもらいました。
多良間島は宮古島と石垣島のちょうど中間あたりにポツンとある小さな島。
近くにはさらに小さな「水納島」【★1】があるだけです。
今回の旅行の一番の目的は、「八月踊り」【★2】!国の重要無形文化財にも指定されているお祭りです。
3日間開かれるうちの3日目を見ることができました。
3日目は、仲筋(ナカシジ)、塩川(シュガー)2つの集落の会場で奉納芸能があり、この日を「別れ」と呼ぶそうです。
(ちなみに1日目は仲筋、2日目は塩川で行われ、それぞれ「正日」と呼びます。)
その内容とは・・・
1.舞台
奥行6m×幅4.5m、高さ24cmの舞台の上で多種多様な出し物が。
その「多種多様」さといったら・・。
メインの組踊り【★3】の他、伝統的な琉球舞踊、かっこいい棒踊り、寸劇や学校の先生たちによるダンス(なんと仲筋ではマツケンサンバ!写真がないのが残念)、など、次から次へと1日中繰り広げられます。
塩川では客席に歌詞カードが配られ「わったー自慢の八月踊り」(「オジー自慢のオリオンビール」の替え歌)の披露も。
組踊りや舞踊などには島の子供たち(まだ小学校に上がる前くらいから中学生まで)が、出演しています。
男の子も女の子も、きれいにお化粧をし、紅型などの豪華な衣装を着て、堂々と踊ったり、組踊りでは昔の言葉の難しい台詞をしゃべったりと大活躍。みんな数ヶ月前から、放課後などに猛練習するそうです。
この島の子供たちは、物心ついた時から自分の兄、姉や近所のねーねー、にーにーの演じる舞台を毎年見て育ち、やがて自分も舞台に立ち、年下の子たちを育てる、というように、大昔から受け継がれてきているのです。すばらしい!
2.客席
舞台の周りが階段状になっていてゴザがしかれ、客席になっています。
ここに子供たちやおじさん、おばさんたちが思い思いに座って舞台を楽しみます。
舞台が盛り上がると拍手、掛け声や指笛も。特にいちばん小さな子供たちの出し物では、お菓子やジュースがたくさん投げ込まれていました。なんと丸ごと1袋のみかんまで。
仲筋では一番前に一升瓶とコップをドンと置いて飲んでいるおじさんたちが・・。
組踊りで、女の子2人が敵の将軍にお酒を飲ませて酔わせるシーン【★4】では、本物のお酒が使われています。
ここでは前の席のおじさんたちから「もっと飲ませろ」の指示が何度も出てました。もちろん、マツケンサンバを踊った先生たちも踊りながら湯のみを渡されてました・・。
最終日の夜は、客席が満員になり、フィナーレにあたる「総引き」では、
舞台が狭く感じるダイナミックな獅子舞(指笛が鳴り、大盛り上がり!)と棒踊りの後、出演者・スタッフの方々が舞台を踊り歩きました。
八月踊りは「重要無形文化財」なんて堅苦しい肩書きがついているものの、手作りの、南の島らしい、とても温かみのあるお祭りでした。
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