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沖縄に移住イン!海に潜る、ナチュラリストたかねの爽やかエッセイ。

『多良間の八月踊り』

2005年9月26日(月)

島唄サークルでいつもお世話になっている多良間出身のママが里帰りするというので、連れていってもらいました。
 多良間島は宮古島と石垣島のちょうど中間あたりにポツンとある小さな島。
 近くにはさらに小さな「水納島」【★1】があるだけです。

今回の旅行の一番の目的は、「八月踊り」【★2】!国の重要無形文化財にも指定されているお祭りです。
 3日間開かれるうちの3日目を見ることができました。
 3日目は、仲筋(ナカシジ)、塩川(シュガー)2つの集落の会場で奉納芸能があり、この日を「別れ」と呼ぶそうです。
 (ちなみに1日目は仲筋、2日目は塩川で行われ、それぞれ「正日」と呼びます。)
 その内容とは・・・

1.舞台
出演者の顔見せ りりしい! 労役の踊り

 奥行6m×幅4.5m、高さ24cmの舞台の上で多種多様な出し物が。
 その「多種多様」さといったら・・。
 メインの組踊り【★3】の他、伝統的な琉球舞踊、かっこいい棒踊り、寸劇や学校の先生たちによるダンス(なんと仲筋ではマツケンサンバ!写真がないのが残念)、など、次から次へと1日中繰り広げられます。
 塩川では客席に歌詞カードが配られ「わったー自慢の八月踊り」(「オジー自慢のオリオンビール」の替え歌)の披露も。

 組踊りや舞踊などには島の子供たち(まだ小学校に上がる前くらいから中学生まで)が、出演しています。
 男の子も女の子も、きれいにお化粧をし、紅型などの豪華な衣装を着て、堂々と踊ったり、組踊りでは昔の言葉の難しい台詞をしゃべったりと大活躍。みんな数ヶ月前から、放課後などに猛練習するそうです。
 この島の子供たちは、物心ついた時から自分の兄、姉や近所のねーねー、にーにーの演じる舞台を毎年見て育ち、やがて自分も舞台に立ち、年下の子たちを育てる、というように、大昔から受け継がれてきているのです。すばらしい!


2.客席
食べながら見てます 待機中

 舞台の周りが階段状になっていてゴザがしかれ、客席になっています。
 ここに子供たちやおじさん、おばさんたちが思い思いに座って舞台を楽しみます。

 舞台が盛り上がると拍手、掛け声や指笛も。特にいちばん小さな子供たちの出し物では、お菓子やジュースがたくさん投げ込まれていました。なんと丸ごと1袋のみかんまで。

 仲筋では一番前に一升瓶とコップをドンと置いて飲んでいるおじさんたちが・・。  組踊りで、女の子2人が敵の将軍にお酒を飲ませて酔わせるシーン【★4】では、本物のお酒が使われています。
 ここでは前の席のおじさんたちから「もっと飲ませろ」の指示が何度も出てました。もちろん、マツケンサンバを踊った先生たちも踊りながら湯のみを渡されてました・・。

最終日の夜は、客席が満員になり、フィナーレにあたる「総引き」では、 舞台が狭く感じるダイナミックな獅子舞(指笛が鳴り、大盛り上がり!)と棒踊りの後、出演者・スタッフの方々が舞台を踊り歩きました。
 八月踊りは「重要無形文化財」なんて堅苦しい肩書きがついているものの、手作りの、南の島らしい、とても温かみのあるお祭りでした。

関連情報

【★1】水納島
沖縄本島の近くにも同じ名前の島があり、そちらの方がややメジャーなようです。
多良間村の水納島は、現在1家族6名のみ住んでいるそうです。
定期便はなく、行くには船をチャーターする必要があります。
観光地化されていないため、信じられないくらい海がきれい。
コテージ?もあるので、住人の「宮国さん」に申し込めば泊まれるようです。
きっと星もきれいなはず!
http://sunsun2.hp.infoseek.co.jp/ScenesB-M4-minnna.htm 他。

【★2】八月踊り
この季節に沖縄県内各地で行われる、豊年祭のひとつ。
詳しくは、多良間村ホームページ 他。

【★3】組踊り
沖縄の伝統芸能で、台詞、音楽、踊りを合わせたもの。いわばミュージカル?
国立劇場おきなわ 他。
これまで非常にとっつき難く、小難しいイメージがありましたが、今回の八月踊りを見て随分親しみが持てるようになりました。
特に沖縄県外の方が鑑賞される機会には、言葉が難しいので、
・沖縄の人に説明してもらいながら一緒に見る。
・解説パンフレットがありそうなところで見る。
 (多良間の八月踊りでも塩川の会場では詳しい内容の説明付きのプログラムが配布されていました。
 国立劇場おきなわ では、字幕も出るようです。)
・予め演目が分かっている場合は、あらすじなどを下調べしてから見る。
等して頂ければ、楽しめると思います。

【★4】組踊「忠臣仲宗根豊見親組」
美ぎ島net にストーリーなどの説明があります。
多良間で作られ、多良間でのみ上演される演目だそうです。

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  プロフィール 伊集院たかね
街を歩き、海に潜る、
■伊集院たかね
 
埼玉県出身。海がなかったためか、子供の頃から沖縄の青い海に異常な憧れを持つ。
1991年春初来沖。以後、多額の旅費を注ぎ込んだ挙句、2001年春より沖縄在住。
泳ぐの大好き。趣味はスキューバダイビングの他、三線と島唄(まだまだ初心者)。
▼ホームページ海の家
http://www.uminoie.jp/
 
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